2021年11月7日（日）アメリカのデルマー競馬場で行われるブリーダーズカップ3競走、フィリー＆メアターフ、マイル、ターフの予想です。日本からはラヴズオンリーユーの参戦もあって盛り上がってますが、発走は最初のBCフィリー＆メアターフが7Rで5：59（日本時間）、9RのBCマイルが7：20、11RのBCターフが8：40となってます。
ブリーダーズCの注目馬はコレだ！
海外所属馬に関しては情報が少ないケースもあるので取捨の判断が難しくなりますが、私は基本的にはブックメーカーオッズとレーティングの歪で狙い馬を絞るようにしてます。
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データ分析
以下JRAのHPより抜粋します。
BCフィリー＆メアターフ
・下位人気馬にもチャンスの波乱傾向です
BCフィリー&メアターフ過去10年、1人気【1.4.2.3】、2人気【1.5.0.4】と勝ち味に遅く、3人気【3.1.1.5】が最多勝です。4人気以下から5勝、3着7頭が飛び出す波乱傾向で、狙い馬が居れば積極的に攻めたいレースです。
・イギリス調教馬が好調
海外競馬で一番注意したいのが、調教国と生産国が異なるケースなんですが、ココでは調教国の話になります。BCフィリー＆メアターフ過去10年、アメリカ調教馬は【4.5.6.59】でイギリス調教馬は【4.2.2.10】と数字上では自国馬優勢も全体の出走数が4倍以上違い、勝率・連対率・複勝率は全てダブルスコア以上イギリス馬が優勢です。特に直近5年で3勝を挙げる活躍ぶりです。
BCマイル
・地元勢優勢
BCマイル過去10年、地元アメリカ勢は【7.6.7.54】と圧倒的良績で、上位独占が4回もあります。逆に言えば6回で1頭以上他国調教馬が台頭してるとも考えれますが、米国勢全滅は考え難いだけに、特に3連系フォーメーションは組合せに要注意です。
・前走からの巻き返し要注意
BCマイル過去10年、前走の着順別成績では、1着馬の連勝が4頭で最多、1⇒2着が5頭、1⇒3着が5頭と、これは当然ですが前走1着馬は軽視禁物です。一方で前走6着以下からの巻き返しが多いのもこのレースの特徴の1つで、3頭が優勝、2・3着各2頭と健闘してます。人気の盲点になるようなら特に要注意でしょう。
BCターフ
・牝馬が良績
BCターフ過去10年、性別成績では牡（セン）馬【7.7.9.80】に対し、牝馬は【3.3.1.7】となってます。全体の出走数が10倍近く違うので、勝率・連対率・複勝率は全てダブルスコア以上で牝馬の方が優勢です。
・高齢馬は苦戦傾向
BCターフ過去10年、年齢別成績では、3歳【2.3.2.10】、4歳【5.5.2.31】、5歳【3.1.4.26】と優勝はこの3世代のみです。6歳馬は【0.1.1.16】も、7歳以上となると【0.0.1.4】で連対例がありません。
・アイルランド調教馬が好調
BCターフ過去10年、調教国別成績では、アイルランド勢の【5.2.4.8】が最多勝で、勝率・連対率・複勝率全てでトップです。当然オブライエン厩舎の存在が大きいんですが、地元アメリカ勢も【3.4.6.62】と侮れません。
馬券購入時の注意点は？
日本では当たり前に定着している点の一つとして、馬番と発走するゲート番号の違いが挙げられます。日本の競馬ではゼッケン1番の馬は1番枠ゲートからスタートするシステムですが、海外のレースの多くは、基本的に馬番とゲート番号が異なります。
出走馬が決まった段階で各馬に番号が振り分けられて、ゲートに関しては再抽選をしている事が主な要因なんですが、現地で馬券を購入する場合、ゲート番号ではなく馬のゼッケン番号で購入するシステムとなっております。JRAからの発売に関してましても従来のＪＲＡ戦とは異なり、馬番号での投票となります。間違えないように要注意です。
出走馬の想定オッズ・ブックメーカー・レーティング
・レーティングって何？
競走馬の能力を指数評価する国際統一基準で、単位はポンド。日本では、重賞競走とオープン競走に出走した全ての競走馬に付与される。通称「ＳＭＩＬＥ」（スマイル）と呼ばれる競走距離を示す記号とセットになっており、その距離区分の競走で獲得した数値であることを示す。
日本のGⅠでも公表されたりしてますが、個人的意見として参考にしてる人は少ないんじゃないでしょうか。馬の能力とか強さを無理やり数字に置き換えただけに過ぎず、発揮できる舞台やら時期や条件、相手関係も反映されておりません。
以前はこのレーティングを元ベースに”ふくたん指数”で海外競馬を予想してましたが、不評な上面白くないので最近は辞めてます。その後の海外競馬では力関係を調べる上での一つの指標として使うようにしてます。
・ブックメーカーって何？
ブックメーカー（bookmaker）とは、欧米における賭け屋で、単純明快を旨とする欧米ではすなわち日本語のノミ屋を意味する場合が多い。……
このオッズも一つの指標として使うようにしてます。同じ位買いたい馬がいたら、当然ながら人気下位馬をピックアップすべきなのはギャンブルのセオリーです。特に我々が購入する海外競馬はJRAのPAT購入者でお金を取り合うシステムなので、人気とオッズの歪だけで予想するのも私はアリだと思っております。
予想と買い目はコチラ
ブリーダーズカップのオリジナル出走表を掲載してます。っと言ってもエクセルでまとめただけですが……。前記紹介のデータから、買いの強調材料を黄色、ＲＴ順が悪いのにブックメーカーオッズが低い馬や減点材料に該当した馬をグレー色、逆にレーティング順位が良いのにブックメーカーオッズが高い馬の数字を青にしてます。
BCフィリー＆メアターフ
唯一の加点2は5クイーンスプリームで、単独で狙うならこの馬の単複です。応援も含めたらラヴズオンリーユーとの2頭軸か……。これは迷う所です。
BCマイル
加点2が4レイジングブルと11ガットストーミーで、人気にならないなら複勝2点は買いたい所。ココもヴァンドギャルドが加点1と悪くないだけに、“日本版”がどれだけ売れるか……。現地並みのオッズなら3連複に加えたいです。
BCターフ
回避が出なければ8ブルームの一択だったんですが、16チャンスメーカーがどうか……。それでも加点2はブルームだけなので、この馬の単複は必須です。連勝系馬券は2頭の回避で一気に難しくなったので、どうしようか検討中です。
買い目についてはオッズの動向を観て、後程追記します。
2021年11月7日追記
7R
単勝 5 300
複勝 5 700
9R
複勝 4 500
複勝 11 500
11R
単勝 8 300
複勝 8 700 （8.1倍的中）
（払戻金 3000⇒5670）
以上、ブリーダーズカップ2021予想編を終わりたいと思います。
最後までご覧いただきましてまことにありがとうございました。
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◆直近の美女実績(回収率)
◎新予想家・ゆめか(画像左上)
東京優駿:3連複587%
ヴィクトリアM:3連複846%
◎なつみ[馬連3連複](画像右上)
大井記念:馬連128%・平安Ｓ:3連複248%
羽田盃:3連複171%・桜花賞:3連複266%
◎ちか[単勝複勝勝負](画像左下)
鳴尾記念:複勝610%(2万→12万に！)
アハルテケS:単複200%・小金井特別:単複238%
青葉賞:単複195%・マイラーズＣ:単複191%
◎みづき[買い目変幻自在](画像右下)
ヴィクトリアM:ワイド330%
NHKマイルC:馬連246%・京王杯SC:馬連356%
天皇賞春:ワイド250%・立夏S:馬連350%
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